「それを言葉という」は、「amazarashi」(アマザラシ)の6thシングル「さよならごっこ」収録曲です。
2019年2月13日に初回生産限定盤・通常盤・期間生産限定盤(どろろ盤)の3形態でリリースされる、前作「リビングデッド」から約3ヶ月ぶりとなるシングルです。
「それを言葉という」は、歌詞をビジュアライズするスピーカー「Lyric Speaker」とのコラボレーションソングとして製作されています。両者はこれまで「自虐家のアリー」のMVや「Life is Beautiful」「ワードプロセッサ」「空に歌えば」のライブ演出などでコラボしており、今回のコラボプロジェクトは、ともに言葉の力を信じる者同士として歩んできたことの発展形で、「歌の言葉の持つ魂(言霊)には、人の心を変え、社会を変えていく力がある」と考えるLyric Speakerを開発するクリエイティブチーム「COTODAMA」の持つメッセージをamazarashiが楽曲として書き下ろしました。
2月6日には、Lyric Speakerの特設サイトで「それを言葉という」のリリックビデオが先行公開されています。秋田ひろむの愛読書を含む文芸作品とともに壁に置かれたLyric Speaker Canvasに楽曲の歌詞が映し出され、言葉を伝えることへの思いを表現しています。歌詞のモーショングラフィックはLyric Speaker Teamにより製作され、このモーショングラフィックをベースとした新しいプログラミングがLyric Speaker Canvasにもアップデートで実装されます。
3月6日には、amazarashiのYouTube公式チャンネルでリリックビデオが公開されています。
シングルには、表題曲でアニメ「どろろ」のエンディングテーマ「さよならごっこ」のほか、「それを言葉という」「アイザック」が収録され、さらに初回生産限定盤には「さよならごっこ -acoustic ver.-」、期間生産限定盤盤には「さよならごっこ -TV edit.-」が収録されます。
【秋田ひろむ インタビュー】
・楽曲にこめた想いを教えてください
ここの歌は過去の挫折の体験がベースにあります。夢破れて自分の無力さを知り、それでもなおやらなければ、という気持ちを込めた曲です。
割と昔に作った曲なんですけど、歌詞などを手直しして作り直しました。応援歌でもあるんですけど、崖っぷちに立っている自分に対して「やるしかないんだよ」と言い聞かせている覚悟の歌でもあります。・秋田さんの思う、言葉の力について教えてください
僕は言葉に救われた人間なので「言葉の力」というものを明確に信じています。一人の人生を変える程のものだと。同時に、それは万人に伝わらないことも理解しています。ただ、世界中の偉大なミュージシャン達がこれだけ多くの音楽と言葉を残しているので、その中には一人一人に似合った、人生を変えるような、パズルの最後のピースのような言葉が眠っているに違いありません。・言葉を文字として視覚的に表現することで、秋田さんの表現はなにか変わりましたか?
または、どんな風に伝わり方は変わると思いますか?
僕自身も最近は歌詞カードで歌詞を追いながら曲を聴くということが少なくなりました。でも今になって思えば、その聴き方は音楽の世界に潜り込んで行く為の儀式のようなものだったと思います。一度聴き流すだけでは伝わらない、言葉と音が持つ原風景の追体験だったと思います。僕らがやろうとしていることはそういうことです。
【Lyric Speaker クリエイティブディレクター 斉藤迅 インタビュー】
・コラボレーションにあたって
amazarashiファンの皆様、初めまして。今回、amazarashiと再びコラボレーションできることを嬉しく思います。また、「それを言葉という」という私達がLyric Speakerで伝えたいと考えていることと同じ「言葉の力」についての楽曲とコラボレーションできて感無量です。今回、狙ったのは、秋田さんの言葉によって、聴いた人の人生が1ミリでも前に動き出すことを目指したデザインです。
もちろん、耳で聴くだけでも強烈な言葉ですが、それを耳と目で体験することで、より深く心に突き刺さり、何か状況を打破する一言がリスナーの中にも生まれ出す。
そんなことを想像しながらチームでデザインしました。ひとつひとつの言葉にこだわりを込めて制作しましたが、一例を申し上げると、「下らない人間くらいが丁度いい どうせ下らない世界だ」という言葉にグッときた僕らは、そこに対する信念を感じるような力強いデザインをしました。
また、秋田さんの言葉が可視化されて目の前に現れているという「言葉の存在感」を感じてもらうために、ひとつひとつの言葉が、歌とともにその空間に存在するような表現を目指しました。
この映像や実際のLyric Speaker Canvasを通して楽曲を聴くことで、amazarashiが放つ言葉がより強烈に心に刺さるような体験をお届けできたら、と願っています。
■Lyric Speaker X amazarashi「それを言葉という」特設サイト
https://lyric-speaker.com/feature/
■amazarashi official web site
http://www.amazarashi.com/
音楽ダウンロード配信サイトはこちらから
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【収録曲】
<初回生産限定盤>
[CD]
1. さよならごっこ
2. アイザック
3. それを言葉という
4. さよならごっこ -acoustic ver.-
[DVD]
amazarashi Live Tour 2018「地方都市のメメント・モリ」at Nakano Sunplaza 6.22
1. ワードプロセッサー
2. 空洞空洞
3. フィロソフィー
4. この街で生きている
5. たられば
6. リタ
7. バケモノ
8. ムカデ
9. 水槽
10. ぼくら対せかい
11. 多数決
12. MC~悲しみ一つも残さないで
13. スターライト
<通常盤>
1. さよならごっこ
2. アイザック
3. それを言葉という
<期間生産限定盤盤>
1. さよならごっこ
2. アイザック
3. それを言葉という
4. さよならごっこ -TV edit.-