「冬の花」は、エレファントカシマシのボーカル「宮本浩次」(みやもと ひろじ)のソロプロジェクトデビュー曲です。
ドラマ「後妻業」の主題歌に起用されている楽曲で、2019年2月12日にデジタルシングルとしてリリースされます。
2002年にリリースされたエレファントカシマシのアルバム「ライフ」以来のタッグとなる小林武史をプロデューサーに迎え、作詞・作曲を宮本浩次が手掛けています。切なく響くメロディーと繊細かつ重厚なサウンドに、ドラマの主人公・小夜子を連想させるような女性目線の歌詞を乗せた楽曲です。
楽曲について宮本浩次は、「ドラマにぴったり合うように木村佳乃さん扮する小夜子を思い浮かべました。」とコメントしています。主題歌「冬の花」は、1月22日(火)放送のドラマ初回で初解禁されます。
1月21日には、宮本浩次のソロプロジェクト始動に伴いオフィシャルサイト「宮本、散歩中。」がオープンしています。
2月12日には、宮本浩次のYouTube公式チャンネルでミュージックビデオが公開されています。MVの監督は椎名林檎と宮本浩次のコラボ曲「獣ゆく細道」のMVを手掛けた児玉裕一が担当し、女性目線で歌われる切ない歌詞世界とは対照的に、感情をむき出しに歌いながら車を運転する宮本浩次の姿が映し出されています。
ドラマ「後妻業」(ごさいぎょう)は、黒川博行の小説を原作としたテレビドラマで、2019年1月22日からフジテレビ系「火曜21時枠」で放送されます。脚本は関えり香、演出は光野道夫、都築淳一、木村弥寿彦、主演は木村佳乃が担当し、その他の主なキャストには、高橋克典、木村多江、葉山奨之、長谷川朝晴、篠田麻里子、平山祐介、田中道子、河本準一、濱田マリ、とよた真帆、泉谷しげる、伊原剛志など、主題歌には宮本浩次の「冬の花」が起用されています。
【宮本浩次 コメント】
――「冬の花」はどんな気持ちで書き下ろしたのでしょうか?
ドラマにぴったり合うように木村佳乃さん扮する小夜子を思い浮かべました。台本も全て揃っておりましたし。またドラマのキーワードになる言葉をドラマのプロデューサーから打ち合わせの折、直接いただいておりました。
歌詞とタイトルに込めた意味を教えてください。
タイトルは初め、漠然と(真冬の花)にしておりました。それは、最後の最後に、晩節において、大きな美しい大輪の花を咲かせるイメージ、そういう思いです。――初めてのソロ名義での作品となりますが、バンドとの違いで意識されたことはありますか?
日本には優れた「歌謡曲」というジャンルがあると思っております。私もいつかそういう歌謡曲を作りたいと思っておりました。そういう思いでこの作品には全力で取り組みました。――視聴者の方々へメッセージをお願いします。
「後妻業」というドラマを思って作った歌です。ドラマと一緒に楽しんで頂けたらこんなに嬉しいことはありません。ただ曲の作者は私(宮本)ですので、ドラマに合わせているとはいえ、当然、私のストレートな思いも歌われていると思います。また、久しぶりに小林武史さんと綿密にやり取りをして作りあげたサウンド、近年の日本の音楽にはない独特のサウンドを楽しんで頂けたらと思います。
【木村佳乃 コメント】
冬の花
宮本さんのこの楽曲は、小夜子の背負った性(さが)をこの上なく悲しく美しく表現して下さっております。小夜子を演じる身として背中を押して頂きました。
【企画プロデュース・栗原美和子 コメント】
連ドラ『後妻業』は痛快サスペンスドラマですが、もう一つ大事な要素として“大人のラブストーリー”が在ります。宮本さんには「そのラブストーリー部分を大いに盛り上げて欲しい」と依頼しました。見事にそのリクエストに応えて下さった『冬の花』を頂戴しました。主人公の裏の顔、つまりは切なさを表現して下さっています。主題歌=宮本さんの声が流れた瞬間、視聴者は一気に切ないモードに引き込まれていくこと、間違いありません。
■後妻業 | 関西テレビ放送 カンテレ
https://www.ktv.jp/gosaigyo/
■宮本、散歩中。|宮本浩次のソロ
http://miyamotohiroji.com/
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【収録曲】
冬の花